スター&スター〜輝き続けて僕らのスター〜④
今日でいよいよ平成も最後!
そして平成の締めブログも最後!
いや〜自分から始めたとはいえ、もうこの小っ恥ずかしいタイトルを打ち込まないで済むと思うと、何だか自己完結の開放感です。
さて、平成に出会ってよかったものラストを飾るのは〜
④BOYS AND MEN(平成27〜)
BOYS AND MENとは、自称「名古屋の町おこしお兄さん」こと、名古屋のご当地アイドル。
一見、歌って踊って器量好しのアイドルなのですが、蓋をあけると、飾らない等身大の若者、といった親近感…!
小学生時代、天てれにはまり、親近感が湧くものに惹かれる素質を実感。
中学・高校時代、嵐にはまり、アイドルの魅力を痛感。
時は来たれり。
今、互いの融合のとき…。
ということで、そんな私は、ハマるべくしてボイメン沼に沈んでいきました。
ボイメンに出会ったのは、大学3年の暮れ。
二十歳そこそこにもなると、受験や進学やバイトや、そこそこ一通り経験して、何となく自分の能力がわかってきます。
自分ってこんなもんなのかなぁ〜と考え、でも努力が足りないだけなんじゃないか…と思うのですが、何をどうしたら努力になるのかすらわからず。
そうやって漠然と悶々としていた気がします。いやはや、全く真面目の無駄遣い…!
そんな時、ほんの軽いノリで、ボイメンのガイシ1万人ライブに行くことになりました。
そこで目にしたのは、"胸を張って1万人集めた"と言えるかどうかわからないガイシホール、でも集まってくれた多くの人に、感謝と涙をダダ流す男子たちでした。
正直、歌もダンスも演出も、素人目に見ても優れているとは言い難かったです。
でもそんなもの打ち負かすくらいの気持ちが、ギャンギャンに伝わってきたんです。
悶々としていた自分は、そんな気持ちをぶっ刺されて、何が正解かわからなくても、ひとまず頑張ってていいのかもしれないなぁ、って少し心が軽くなりました。
そんなこんなで沼に踏み入れた私ですが、"推し"に出会ったことで、更なる深みにはまっていきます。
私の推しは、ボイメンのピンクです!こと本田剛文さんです。
SO キュートなお顔立ちに反する毒舌キャラ、「浮世絵のモノマネ」「ほんだでぃおす」を代表とする独特の笑いのセンス。
なかなかスルメ臭のするメンバーだな、と思ったのが気になりだしたきっかけです。
雲の上のアイドルならそこで終わっていたかもしれない。
だけどボイメンは会えるアイドルでした。
握手会とSNSという、オタクの通行手形とも言える神器を、私は手にしてしまいました。
(握手会に関しては、想像以上に禁断の果実で、語り尽くせないほどの感想を持ってしまったので、ここでは触れないことにする。)
握手会では、短い時間だけれど、自分の言葉に対する返答、間合い、表情…、推しの生の反応が得られます。
そしてSNSでは、オタクのレポや解釈を含め、あらゆる情報にいつでも触れていられます。
ブログでは、推しの内面なんかも知ることが出来るし、イベント数が多いので、推しの心情の変化なんかもリアルに追うことが出来ます。
情が移る、にはあまりにも時間がかからなさすぎました。
話は少し変わりますが、「百聞は一見にしかず」ということわざがありますよね。
私は百聞はおろか、一見すらも信じられない人間不信味が少しあります。
だって一見してても死角があるかもしれないし、そもそも自分の目が節穴かもしれないし。
そんな私が能動的に"推す"に至るには、この情が移る、とか感情移入といった要素が、かなり原動力になっていたと思います。
私みたいな人間は、自分の感覚で理解できるものに信頼を寄せがちです。
よって、思考過程や価値観への共感にめっぽう弱い。
コラムを読み、ああこの考え方めっちゃわかるなとか、テレビでの一言に、こういう言い回しをするのは普段からこう考えているからかな、とか。
こういうこと悔しがってそうだな、って思ったらやっぱこの時期辛かったのかとか、こういうお仕事、前からやりたいって言ってたから嬉しいだろうなとか。
そんなことを重ねて、本田剛文のアイドル人生に、どんどん感情移入してしまっていました。
最初はアイドルの本田剛文、を推し始めたのだけれど、気がついたらアイドルを歩む人間の本田剛文、を推していたんだよなぁ…。
我ながらガチ恋感がハンパねぇぞ!!
でもそんな感情移入のお陰で、楽しいことも嬉しいこともたくさんあったし、いろんな人に出会えたし、かっこ良く言えば、終わりかけた青春をちょっと延長してもらったなぁって思います。
アイドル業界というものは、この感覚移入ってやつを利用しているのかもしれない。
握手会商法が始まった頃は、CDいっぱい買わされて可愛そうだなぁって思っていました。
でもCDは買わされているのではない、励みとか意地とか夢とか応援とかそんなものを込めて買っているのだな、ってこちら側に来てわかりました。
平成に出会った"推す"って感情は、とてもとても深いです。
でも推しが、「応援してて良かったと思ってもらえるようになりたい」って言い続けてくれる限りは、濃度はどうであれ推し続けていきたいんだよな。
長くなりましたが、そろそろ締めどきかなって、スマホを打つ指が言っています。
今まで厚かましくも語ってきた、平成に出会った私にとってのスターたちが、令和の時代でも輝き続けてくれたらなって思います。
そして私の中の星を、これからもずっと熱く輝かせて欲しい!!!(セーラームーン回のブログより)
そして自己満だし優れたものではないけれど、私はやはり自分の考えを文章に表す、ということが好きだなぁって思いました。直接話すとまごまごしてしまうからね!
この再認識もまた平成最後の出会いだったなぁ。
拙い文章にお付き合いしていただき、ありがとございました!
ありがとう平成!よろしくな令和!!