スター&スター〜輝き続けて僕らのスター〜④

今日でいよいよ平成も最後!

そして平成の締めブログも最後!

いや〜自分から始めたとはいえ、もうこの小っ恥ずかしいタイトルを打ち込まないで済むと思うと、何だか自己完結の開放感です。

 

さて、平成に出会ってよかったものラストを飾るのは〜

 

④BOYS AND MEN(平成27〜)

BOYS AND MENとは、自称「名古屋の町おこしお兄さん」こと、名古屋のご当地アイドル。

 

一見、歌って踊って器量好しのアイドルなのですが、蓋をあけると、飾らない等身大の若者、といった親近感…!

 

小学生時代、天てれにはまり、親近感が湧くものに惹かれる素質を実感。

中学・高校時代、嵐にはまり、アイドルの魅力を痛感。

 

時は来たれり。

今、互いの融合のとき…。

 

ということで、そんな私は、ハマるべくしてボイメン沼に沈んでいきました。

 

ボイメンに出会ったのは、大学3年の暮れ。

二十歳そこそこにもなると、受験や進学やバイトや、そこそこ一通り経験して、何となく自分の能力がわかってきます。

 

自分ってこんなもんなのかなぁ〜と考え、でも努力が足りないだけなんじゃないか…と思うのですが、何をどうしたら努力になるのかすらわからず。

そうやって漠然と悶々としていた気がします。いやはや、全く真面目の無駄遣い…!

 

そんな時、ほんの軽いノリで、ボイメンのガイシ1万人ライブに行くことになりました。

 

そこで目にしたのは、"胸を張って1万人集めた"と言えるかどうかわからないガイシホール、でも集まってくれた多くの人に、感謝と涙をダダ流す男子たちでした。

 

正直、歌もダンスも演出も、素人目に見ても優れているとは言い難かったです。

でもそんなもの打ち負かすくらいの気持ちが、ギャンギャンに伝わってきたんです。

 

悶々としていた自分は、そんな気持ちをぶっ刺されて、何が正解かわからなくても、ひとまず頑張ってていいのかもしれないなぁ、って少し心が軽くなりました。

 

そんなこんなで沼に踏み入れた私ですが、"推し"に出会ったことで、更なる深みにはまっていきます。

 

私の推しは、ボイメンのピンクです!こと本田剛文さんです。

f:id:gura-hnhn-tan:20190430210107j:image

 

SO キュートなお顔立ちに反する毒舌キャラ、「浮世絵のモノマネ」「ほんだでぃおす」を代表とする独特の笑いのセンス。

なかなかスルメ臭のするメンバーだな、と思ったのが気になりだしたきっかけです。

 

雲の上のアイドルならそこで終わっていたかもしれない。

だけどボイメンは会えるアイドルでした。

 

握手会とSNSという、オタクの通行手形とも言える神器を、私は手にしてしまいました。

(握手会に関しては、想像以上に禁断の果実で、語り尽くせないほどの感想を持ってしまったので、ここでは触れないことにする。)

 

握手会では、短い時間だけれど、自分の言葉に対する返答、間合い、表情…、推しの生の反応が得られます。 

 

そしてSNSでは、オタクのレポや解釈を含め、あらゆる情報にいつでも触れていられます。

 

ブログでは、推しの内面なんかも知ることが出来るし、イベント数が多いので、推しの心情の変化なんかもリアルに追うことが出来ます。

 

情が移る、にはあまりにも時間がかからなさすぎました。

 

話は少し変わりますが、「百聞は一見にしかず」ということわざがありますよね。

 

私は百聞はおろか、一見すらも信じられない人間不信味が少しあります。

だって一見してても死角があるかもしれないし、そもそも自分の目が節穴かもしれないし。

 

そんな私が能動的に"推す"に至るには、この情が移る、とか感情移入といった要素が、かなり原動力になっていたと思います。

 

私みたいな人間は、自分の感覚で理解できるものに信頼を寄せがちです。

よって、思考過程や価値観への共感にめっぽう弱い。

 

コラムを読み、ああこの考え方めっちゃわかるなとか、テレビでの一言に、こういう言い回しをするのは普段からこう考えているからかな、とか。

 

こういうこと悔しがってそうだな、って思ったらやっぱこの時期辛かったのかとか、こういうお仕事、前からやりたいって言ってたから嬉しいだろうなとか。

 

そんなことを重ねて、本田剛文のアイドル人生に、どんどん感情移入してしまっていました。

 

最初はアイドルの本田剛文、を推し始めたのだけれど、気がついたらアイドルを歩む人間の本田剛文、を推していたんだよなぁ…。

 

我ながらガチ恋感がハンパねぇぞ!!

 

でもそんな感情移入のお陰で、楽しいことも嬉しいこともたくさんあったし、いろんな人に出会えたし、かっこ良く言えば、終わりかけた青春をちょっと延長してもらったなぁって思います。

 

アイドル業界というものは、この感覚移入ってやつを利用しているのかもしれない。

握手会商法が始まった頃は、CDいっぱい買わされて可愛そうだなぁって思っていました。

 

でもCDは買わされているのではない、励みとか意地とか夢とか応援とかそんなものを込めて買っているのだな、ってこちら側に来てわかりました。

 

平成に出会った"推す"って感情は、とてもとても深いです。

 

でも推しが、「応援してて良かったと思ってもらえるようになりたい」って言い続けてくれる限りは、濃度はどうであれ推し続けていきたいんだよな。

 

長くなりましたが、そろそろ締めどきかなって、スマホを打つ指が言っています。

 

今まで厚かましくも語ってきた、平成に出会った私にとってのスターたちが、令和の時代でも輝き続けてくれたらなって思います。

そして私の中の星を、これからもずっと熱く輝かせて欲しい!!!(セーラームーン回のブログより)

 

そして自己満だし優れたものではないけれど、私はやはり自分の考えを文章に表す、ということが好きだなぁって思いました。直接話すとまごまごしてしまうからね!

この再認識もまた平成最後の出会いだったなぁ。

 

拙い文章にお付き合いしていただき、ありがとございました!

ありがとう平成!よろしくな令和!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スター&スター〜輝き続けて僕らのスター〜③

前回、前々回に引き続き、このタイトルでブログを書くのも3回目となるのですが、そろそろこのタイトルを打ち込むのが恥ずかしくなってきました…。

きっと令和が終わる頃にこのブログを読み返したら、恥ずかしすぎて頭痛眩暈嘔気の渋滞だろうなぁ…と思いつつ、半分、矛先不特定な意地で書いております。

 

さて、小学校高学年を"天てれ"に捧げたのち、また新たに出会ったものは…。

 

③嵐(平成20〜25年)

前回のブログで書いたのですが、小学生時代の私は、"アイドル&イケメン=カッコをつけていて癪に触る"という偏見度数バンバンの色眼鏡でアイドルを見ていました。

 

なのにまさかのジャニーズ!!!

 

きっかけは、天てれ仲間だった友人が嵐にシフトしだした、というこれまた分かりやすいものでした。

 

隣で友人が嵐にキャーキャーしているのを、最初は冷たい目で見ていたのですが、人間、同じことが繰り返されるとガードが緩くなるもの。

 

何度か嵐のメンバーの顔を見ているうちに、ふと浮かび上がる感情。

 

あれ…?

なんかカッコよくない……?

カッコ…いいんちゃうんか…??

サクライ…ショウ……???

櫻井翔さん!!?カッコいい!!!!

 

櫻井翔さんと言えば、かの有名な高◯クリニックの院長が、「欠点がほとんどない愛され顔」と称した国民的なイケメン。

先天性メンクイ気質、ここにて発揮!!

 

櫻井翔の奇跡的な顔面と乙女心をくすぐる絶妙なヤンチャ感が、"アイドル&イケメン=カッコをつけていて癪に触る"族から、やすやすと私を亡命させました。

 

でも、亡命の理由はもう1つあります。

 

ハマり始めた当時、私の地域で見られる嵐のレギュラー番組といえば、「嵐の宿題くん」でした。

 

毎回ゲストを呼び、ゲストとともにあらゆる"宿題"をこなすトークバラエティ番組です。(正しい説明はWikipediaに聞いてください。)

 

その番組を通して私が目にしたのは、ゲストをいじりゲストにいじられ、時には女装、時には乳首が空いたTシャツを着たりと、カッコをつけるどころか飾らないアイドルの姿でした。

 

中でも自担であった櫻井翔さんは、奇跡的顔面に負けず劣らずの奇跡的体の硬さと画伯力を持ち合わせるなど、安定感抜群にMCを回しつつもどこか決まりきらない、という奇跡的な人間味をマッチしていました。

 

もちろん、アイドルは夢を与えてくれるもの。

"雲の上の存在"だからこそ、私たちは長く多く夢を見られるのだろうな、と思ったりします。

 

だけど嵐に出会って、アイドルだって"雲の上の人間"なんだなぁって思いました。

初めてアイドルに血が通いました。

 

血が通ったアイドルは、説得力が増します。

考えてみれば、私が応援しているのは、コンサートを除き会ったことも話したこともなく、人生の背景だってよく知らない相手なのです。

 

ただただ憧れるだけではなく、人やグループを応援する、"推す"という感覚は、どこかしらに体温を感じているからじゃないかなぁ、って個人的には思います。

 

ちなみに個人的な解釈にはなるのですが、嵐の、その時その時に出来ることを着実にやって、積み重ねて、振り返ればここまで来れていたよね、みたいな空気感がとても好きです。

 

もちろん本当はしっかりしたビジョンを持っている人たちなのだろうなぁと思います。

だけどそんな野心や苦労を前面に出さず、当たり前のように努力しているのも、人間として天晴れ、尊敬してしまいます。

 

えらそうなことを言っていますが、今はファンクラブ会員でもなく、時々テレビで拝見する程度の平民です。

 

何か嫌なことがあったとか、飽きたとか、そういうのではなく自然の流れで今に至りました。一定のそういうのってあるよね。

一度好きになれば、大抵嫌いになることはない性分なので、応援する気持ちはずっと持っているつもりです。

 

最後に言い忘れました。

櫻井翔さんって、ファンサにあまり応えないことで有名なのですが、私は、彼のカメラに向かってちょっと挑発的に浮かべる笑み、を見るとめっちゃ血が昇ります。

f:id:gura-hnhn-tan:20190426154327j:image

ん〜ピンポイントな画像を拾えなかったのですが、これプラスちょいと眉毛下げたぐらいがたまらん。

 

櫻井翔さんなりに、アイドル度数全開にした故のこの表情なのかなぁ〜っとか思うと尚更血圧上昇。

 

テレビでこんな櫻井翔さんを見て、トゥクン…ってなる瞬間を楽しみに、活休とかいろいろあるけど、ずっとひそやかに応援しています。

 

平成もあと1週間もないのか〜ボイメンさんに出会って良かったブログ、書けますように!!半分掛け!!

スター&スター〜輝き続けてボクらのスター〜②

先月の末、平成最後にブログ書くんや!!!なんて大口を叩いて書き始めたはいいものの、気がつけば平成も残すところ2週間ばかり…。

 

書きたいところ(お察しの通りBOYS AND MENさんについて)まで絶対たどり着かんやん…と焦って筆をとった次第であります。

 

この感覚、気がつけばテスト前日で一夜漬け…だったあの頃を思い出し、肌質や耐久性は変われど、本質と芋臭さだけは悲しいかな変わらへんなぁ、と苦虫を噛み倒しています。

 

そんなことはさておき、今回の"私が平成に出会って良かったもの"はこちら。

 

2.天才てれびくんMAX (平成16〜18年)

皆さんご存知、NHKで放送されていた子ども向け教育番組です。

 

当時、齢10〜12歳。

あれ?ハマるには何だかちょっとお姉さんになりすぎている気が…??

 

そう、その通り。

その頃クラスの女子たちが夢中なっていたのは、チェーンを垂らし前髪とつま先の尖ったKAT-TUN(そのように見えていた)や、ダンスボーカルユニットのw-inds.でした。

 

ところがどっこい、少々捻くれて育った私。

"アイドル&イケメン=カッコをつけていて癪に触る"という偏見度数バンバンの色眼鏡がマストファッションアイテム。ハマるどころかむしろ否定的な目で見る始末でした…。

(もちろん10数年後、なけなしの金をアイドルにはたく女に成長を遂げようとは知る由もない。)

 

そんな時、程よく夢と憧れを抱けるコンテンツとして舞い降りたのが、"天てれ"だったのです。

 

周囲がちゃおやなかよしで色恋沙汰に夢を抱き、64やDSの腕を切磋琢磨している中、教育テレビにかじりつき、近所の橋の下でMTK(ミュージックてれびくん)のフリコピをする少女時代。(ちなみに天てれ仲間が2人いた。)

 

何とも健全でアナログで、若干の異質味を帯びた女児だったろうなぁ、というか女児なのだろうなぁ、という自覚がうっすらとあった気がします。

 

今となっては、"好きなもの"に、性別や年齢といった枠を当てはめるもんじゃないなぁ、なんて思うのですが。

 

本題に戻りまして、私が最も好きだったのは、RG(レインボーガーディアンズ) vs UWF(アンダーワールドファミリー)時代。

f:id:gura-hnhn-tan:20190415234238j:image

画質がそれなりに悪いですが、今見てもちょっぴり和テイストな衣装が癖〜!

 

そしてさらに、天てれ時代の推しはこちら。

f:id:gura-hnhn-tan:20190415234511j:image

私調べで行くと、あの人気を博した熊ちゃんこと熊木翔さんと山ちゃんこと山元竜一さんが卒業して以降、"いでたく派"と"ごうき派"派閥に分かれていたと認識しているのですが、私は"ごうき派"、前田公輝さん推しでした。

 

後々少し違ってくるのですが、先天的にメンクイ気質が潜んでいるので、雰囲気爽やかイケメンに普通に惹かれました。

 

さらにさらに。

f:id:gura-hnhn-tan:20190415235611j:image

チャーミングなお顔と天真爛漫さが好きだった橋本甜歌さん。(現てんちむさん)

f:id:gura-hnhn-tan:20190415235645j:image

少し落ち着いた可愛さが憧れだった篠原愛実さん。

 

〜〜!!!

(久々に画像検索をして懐かしさに打ちひしがれる音。)

 

 

今思うと、私は本質的に、"少し背伸びしたら届きそうで届かない距離感のもの"に惹かれるのだろうな、と思います。

 

何となくクラスにいても違和感のない格好良さと可愛さのある戦士たち、番組を通して垣間見える彼らのキャラクターと関係性、どこかツッコミどころがあり中毒性のある世界観…。

 

後になけなしの金をはたく、和テイスト学ランヤンキー集団にも言えることであり、この頃からオタクの片鱗は見え隠れしていたのだなぁと…。(遠い目)

 

当時の推し、前田公輝さんはあらゆるドラマなんかで活躍されているし、声優方面では飯田里穂さん、今をときめく俳優小関裕太さん等々…。

いろんな方面で元戦士たちの活躍を見るたび、何だか嬉しくなり、力にはなれないながらもそっと応援する私です。

 

気分は人気コラムニストなので、さて次回は平成20〜verです。

令和までにBOYS AND MENにたどり着ける気がしねぇ〜!!

ご静聴ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

スター&スター 〜輝き続けてボクらのスター〜 ①

こんにちは。二度目まして。

どうも、名古屋のエンターテイメントグループBOYS AND MENの名もなきオタクをやっている者です。

 

さて、今回のブログはと言いますと、"平成最後のブログ"って言ってみてぇ〜!という中二病に自己満足と自己顕示欲をトッピング、みたいな気持ちで書くに至りました。あと、平成最後の心情を何か形に残したいなぁ、なんて…。

 

そう、いよいよ明日には新元号が発表され、我らが平成(筆者平成一桁生まれ)も、残すところ後一ヶ月。自身が生まれた時代が幕を閉じる、とは何とも感慨深いものです。

 

こういった類の区切りは、ミレニアムイヤーを経験しているのですが、ドラえもんが生まれる年に一世紀近づくんか、ってかドラえもんめっちゃ未来ですやん、くらいにしか思っておらず、思い出もへったくれもございません。9時には寝ました。

 

そんな教養ない幼少期を教訓に、一時代の終わりを存分に味わおうと、自分なりに平成を振り返ってみようと思いました。

ただ、私の半生なんて退屈極まりないので、"私が平成に出会えて良かったものたち"について書こうと思います。

 

では早速。

 

1.美少女戦士セーラームーン(平成8,9?年〜)

唐突ですが、私は物心ついた時から何故か強い女が好きです。

タイトなジーンズにねじ込む的な強さではなく、芯の強さです。(今思うとタイトなジーンズ的強さも魅力的だなぁと思う。)

そして魚座らしくロマンチストの自覚あり。

 

愛と正義のために、乙女心くすぐるセーラー服衣装で、星の運命を背負って戦う強い女…?

 

はい、マジ、タイプ〜〜!!!

 

幼き私の心はあっちゅう間に射抜かれ、その後、原作を何度か読み、さらに愛を深めるに至ります。

 

ちなみにセーラームーン世界線では、生きとし生けるもの皆、自らの中に星の種を宿している設定です。

ラストには、"星が輝き続ける限り何度でもやり直せるよ"というインフィニティ深いメッセージも込められています。(大人になってこそ読んで欲しい。)

 

以降、私は胸の高鳴りを感じるたびに、"嗚呼、今私の星輝いてんなぁ…。"とロマンチストスイッチをそっとONするのです。(主に推しを見ている時) (笑えん)

 

結局オタクかいな!と言う話なのですが、界隈では各星の種に属性みたいなものがあり、皆さんとはきっと同じオタクの星の元に生まれたのではないかなぁ…と思ったりします。(笑えん)

 

こんなヤバいやつと同じ星とか勘弁、と思った人がいたらごめんなさい…と思ったけれど、すでに僕らは地球人で同じ星の旅人(song by USA)でした。どっちみちごめんなさい。(笑って)

 

ちなみのちなみに私の推し戦士はこちら。

冥王星を守護星に持つ時空と変革の戦士、セーラープルートこと、冥王せつな様です。

f:id:gura-hnhn-tan:20190331234142j:image

永遠の憧れの大人。

まぁ多分もう年下やろうけど、そんなことはええんや…。

 

とまぁ、わかっちゃあいたけど一項目でこんなに長くなってしまったので、一旦筆を止めたいと思います。

 

美少女戦士セーラームーン、大人になってこそなかなか深さがわかる作品だと思うので、昔好きだった方とか是非手にとって欲しい…。

美少女戦士セーラームーン美少女戦士セーラームーンを、どうぞよろしくお願い致します…!!(あっ、選挙いかなあかんなぁ。)

 

次回、同タイトル、平成16〜verです。

ちなみにこの脈絡ないタイトルは、処女作に続き曲名シリーズ兼、My 平成スターたちへの経緯の意です。

知ったこっちゃねぇな!!!

 

懲りずにまた書くと思いますので、是非気を使って読んでください。よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

NAGOOOOOYA〜私をオタクに変えた街〜

ついに、はてなブログを開設してしまいました。

 

オタクと呼ばれる界隈に足を踏み入れてしまったからには、1つくらい書いてみたい…と憧れていたはてなブログ

 

チキって書かぬまま、好奇心だけを沸々と胸の中で育み、早4年目。

ですが、職場の異動、ナゴヤドーム直前、2018年の終わり、平成の暮れ…。

 

いつ筆を取るんだ…?

今でしょ!!!(2013年流行語大賞)

 

ということで、今、筆をとっております。

 

…と、意気揚々と書き始めたものの、いざとなると何を書いていいものかわからない!!

これが本田くんの言っていた、産みの苦しみってやつかあ〜。

 

そう、私は、今ぬるっと登場した、本田くんこと本田剛文さん、そして彼が所属するBOYS AND MENというグループに、名古屋で出会ってしまったんです。

 

結論から言うと、この出会いは私にとってすっげ〜劇的な出来事になったわけです。

 

振り返ると、劇的ゆえに感情も忙しかったなぁと思います。でも出会えてよかったと思うことの方が圧倒的にたくさんあって。

その辺をふわっと、出来ればさらっと記せたらなぁと思っています。

 

前置きだけで既にさらっとしてねぇよ、というツッコミは左から右へ受け流すの歌です。

あれは右から来たものを左へ受け流すの歌か…。

 

はい。

まず、そんな私なのですが、

春といえばツクシを摘み、

夏といえば魚を捕り、

秋になれば彼岸花を傘でぶっ飛ばし、

冬が来れば畦道の霜を踏みつける、

みたいなド田舎に生まれて、四季折々を肌で感じながら高校卒業まで過ごして来ました。

 

ここには何もない、こんな田舎出てってやる、なんてギターを片手に上京……

しそうなものですが、私は返って不便さに愛着を持っているタイプの人間でした。

むしろ「これだから都会は〜」が口癖、都会を斜に構えてみていました。

 

基本的には敷かれたレールをドヤ顔で進んでいるような人間でしたが、世間様がよしとするものにやすやすと乗っからないぞ、という、自分なりのイキりだったのだと思います。

 

もちろん、その頃主流になりつつあった、特典会のために複数枚CDを買わせる手法や、SNSを介して友達を作る、なんてことは、自分の中で異国の文化みたいなものでした。

 

そんな私が、大学進学を機に愛知で一人暮らしを始めました。

案の定、名古屋という都会が身近にある暮らしはいまいちしっくりこず、卒業したら田舎にそそくさと戻ろうと考えていました。

 

そう、あの日までは。

来たるあの日、それは、2015年2月28日の日本ガイシホールでの一万人ライブです。

 

当時、BOYS AND MENの冠番組であった、ボイメン☆騎士を観ていた友人から、半額出すから一緒にライブに行かないかと誘われたのです。

 

前述のように、流行りに対して斜に構えるタイプでしたが、幼少期から歌やダンスが好きで、中高生の頃は襟足が長い櫻井翔さんに夢中でしたから、まあ、アイドル…エンターテイメント界隈に興味はあったわけです。

 

ご飯に誘われて表に出てくる某イケメンゴリラよろしく、好きなものをチラつかされると重い腰もすんなり上がるものです。

 

そうして、一万人ライブに行くに至った私。

気が付けば縁もゆかりもなかった若い男子たちの一生懸命な姿に歓喜あまって涙。

翌週からは熱田イオンに足を運ぶ日々が始まったのです。

 

そこからはあれよあれよとオタク街道を転げ落ちていきました。

 

あれほどぶつくさ言っていたCDも、いちま〜い…、にま〜い………、20から30ま〜い……。

どこかの井戸の底で皿を数える女も、優先エリア入場のようにカウントしたくなる程、たくさん購入するようになりました。(言いたかっただけです。)

 

そして、会える推しのいる生活は、想像以上に素敵なものでした。

なんか知らんけどすっげ〜活力を貰えました。

 

はまり始めた頃は、実習や資格試験があった時期で、その翌年からは社会人生活がスタートしました。

環境の変化などから、悩むことも多かった時期だったように思います。

 

その頃の本田くんは、「グループの成長に比べて自分の成長に自信がもてない」と新規のオタクからみても、何だか苦しそうで、もがいている姿が印象的でした。

 

そんな推しの姿は、どこか自分自身と重なるようであり、自分の道しるべのようでもありました。

 

雲の上の存在であるアイドルというよりも、等身大のヒーローに近い感覚でしょうか。

 

月火水木金働いて週末はヒーローに会いに行く、とはSHISHAMOさんも上手く歌ったものです。

 

ちなみに入職当時は結構やさぐれていたのですが、何とか腐らずここまでこれたのは、週末に元気と勇気と癒しと笑顔をくれた、ヒーローならぬホンディーのお陰だなぁと思っています。盲目。

 

そしてもう一つ、素敵な出会いがありました。SNSを介して出来た友人です。

 

SNSを始め、フォロワーさんと会うようになるまでには、やはり紆余曲折あったのですが、これ以上長くなると流石に書く気も読む気もなくなると思うので、ここでは省略します。

 

初めてフォロワーさんと会った時は、何とも不思議な気持ちでした。

ツイートを介して、言葉や考えに触れているからなのでしょうか。

昨日まで顔も知らず、本名もわからない相手であるはずなのに、価値観や波長が合い、心地よい。

そして何より、皆さんめっちゃおもろい。会話が漫才。

 

その後も、何度も家に泊まりに来てくれたり、仕事終わりに飲んだり、旅行に行ったり、実家に行ったり…。

 

毎日顔を合わせる職場の人たちよりも、将来の話や本音だって、たくさん話したと思います。

 

またフォロワーさん以外にも、ガイシに誘ってくれた友人や、これ以上仲良くならないだろうと思っていた友人とも、ボイメンをきっかけにして仲が深まりました。

まさか家事をしながら何時間もライン電話を繋ぐ仲になっているとは思ってもいませんでした。

 

仕事で疲れたときも、私の居場所でいてくれて、これからも変わらずずっと仲を深めていきたいと思える人たちに出会えたことに、素直に感謝しかないです。

 

そして最後にもう一つ。

名古屋の街が好きになりました。

 

私ごとですが、11月中旬から地元に転勤になり、愛知を離れることになりました。

転勤がほのめかされた直後のライブでは、本田くんと友人たちから離れてしまうことが寂しすぎて、涙がちょちょぎれてしまうくらいには、好きになってまいました。

 

素通りしていたオアシス21も、テレビ塔もナナちゃん人形も、通ればあのときのイベントやあの歌詞を思い出し、心踊る。

 

よく、"君がいれば世界が色づく"的な歌詞がありますが、好きという気持ちと思い出が加わるだけで、人間いろいろなものの魅力に気づくものだなぁと実感しています。

 

今では、

春といえばリリイベの幕開け、

夏といえばCBC夏祭り、

秋といえばメーテレ秋祭り、

冬になれば立て続けに箱ライブ、

とまで思うようになりました。

 

田舎に戻り、再び肌で四季折々を感じる日々ですが、名古屋での春夏秋冬も、同時に思い出したりします。

 

そんな時、馴染めなかった名古屋も、すっかりもう一つの故郷になったなぁと思います。

もしアナザースカイに出ることになったら間違いなく名古屋ですね。出ないですが。

 

そしてそんな劇的な思い出をくれた、BOYS AND MENさんのナゴヤドームライブまで、残るところ14日となりました。

 

大好きな推しがナゴヤドームで歌って踊る姿を、大好きな友人たちと見られる、というだけでひとつ満足しているみたいなところがありますが、どうせやるならば、もう最高に輝いて欲しいです。

 

もし何気なくライブに来た人の中に、名古屋なんて見栄っ張りなビルの灯りしかない、なんて思っている人たちがいたら、都会の灯りの何倍も輝いている男子たちが名古屋にいるという事に気がついて欲しいなぁ、なんて思ったりします。

 

何とも夢見がちな文章になってしまいましたが、もともと夢を与えてくれる界隈だもの、ちょっとくらい夢見てもいいじゃないかということで。

 

田舎に戻ったがゆえに、名古屋にも出にくくなってしまったし、もう年齢的にも必死で全てを追いかけたい、という感じでもなくなってしまったので、現場に行くことは少なくなってしまうかもしれません。

 

ですが、この出会いがもっと素敵なものになっていくように、自分のペースで見守り続けていければなぁと思っています!

 

腐る程長くなってしまいましたが、ここまで懲りずに読んでくださった方、本当にお付き合いありがとうございました。

 

来年も素敵な年になりますように!!